サイドFIREの歩き方

FIRE生活、投資、副業、税金、雑記などなど:ゆるふわBlog

FIREとは「Financial Independence(経済的自立)」と「Retire Early(早期退職)」の頭文字を組み合わせた言葉です

FIREの4つのタイプ

日本で急速に広まってきたFIREですが、ひと口にFIREといっても様々なタイプがあります。

そこでFIREの種類について調べてみました。

 

FIREの4つのタイプ


Fat FIRE(ファット・ファイア)

Fatには「太い、豊かな」という意味があります。

資産収入の不労所得のみで生活できるFIREをFat FIRE(ファット・ファイア)と言います。

インカムゲイン又は資産取り崩しだけで十分な暮らしができるケースですね。

 

Lean FIRE(リーン・ファイア)

「Lean」とは日本語訳すると「無駄をなくす」「贅肉が取れた」という意味です。

徹底的な断捨離を行いミニマルな生活をするミニマリストのFIREですね。

日本のFIRE先駆者のひとりである三菱サラリーマンさんはこのタイプに入っていたと思います。

ストイックな倹約生活を送ることでミニマルにやりくりしていこう、というタイプのFIREです。

 

Coast FIRE(コースト・ファイア)

Fat FIREと同水準の資産がありFI(経済的自立)は達成済み。

資産形成は完成していて、いつでも仕事をやめられる状態だけど、社会と関わっていたいなどの理由でRE(早期退職)せず働き続けるタイプのFIREです。

「Coast」は「海岸、沿岸」という意味ですが「のんびりやっていく」といったニュアンスもあります。

 

Barista FIRE(バリスタ・ファイア)
 =サイドFIRE

「資産収入+労働収入」で生活するFIREです。セミリタイアと同じですね。

完全FIREは難しくても、このスタイルなら必要な資産が少なくてすむためFIREにグッと近づけます。

週5日8時間働くところを週2日勤務にしたり、8時間労働を3時間労働にしたりするイメージです。

元々は欧米で付けられた「バリスタFIRE」という名称ですが、日本でFIREムーブメントが起きて以来「サイドFIRE」とも呼ばれるようになりました。

同じ「資産収入+労働収入」でも厳密には

バリスタFIRE→給与所得
•サイドFIRE→事業所得

と区別されます。

実際の使われ方としては、サイドFIREの中にバリスタFIREを含める場合が多いようですね。

狭義のサイドFIRE=事業所得のみを指す
広義のサイドFIRE=資産収入以外の所得がある

といった感じです。

 

最後に

以上、FIREのタイプについて書いてきましたが、個人的には事業所得を得る(狭義の)サイドFIREが税制上の観点からおススメです。

そのあたりについてはまた別の機会に書きたいと思います。

自己紹介

20224月からサイドFIRE生活をしている地方住みの独男です。

昭和生まれ。ロスジェネ世代、団塊jr世代、第2次ベビーブーム世代とも言われますが、わかりやすく言えばド真ん中の氷河期世代です。

地方から東京の大学に進学後、Uターン就職で銀行マンに。そこでブラック労働、超絶パワハラの憂き目に遭い数年で退職。今思えば自身の能力不足が大きかったと思います。

その後、転職を繰り返しながら会社員をしていましたが、脱サラ(死語?今風なら脱社畜)してフリーランスに。
()当時、「フリーランス」という洒落た言葉はなかった( ;∀;)

フリーになって時間の余裕もできたので宅建士とFP2級の資格を取得しました。この資格がのちの起業や投資に活きてくるとはこのときは知る由もありませんでした。また資格の勉強を続けながらフリーの仕事をこなし数百万の蓄財をすることができました。

多少のまとまった資金ができたので、 30代後半で起業して店舗経営のオーナーに。起業に際し日本政策金融公庫から800万円の借り入れもしました。

その後の10年間は人生逆転。転生したのか?と疑うほど好調でした。起業にあたり宅建士やFP2級の知識が役立ちました。公庫からの数百万の借り入れは奇跡的(?)に全額返済できました。

そして、コロナの影響や地域の経済状況を考え2022年に事業売却。気がついたら何者でもないただのオッサンになっていました笑

2023年は株価低迷をチャンスととらえ、資産のほとんどを割安になっていた配当銘柄に投入しました。その結果、年間数百万の不労所得を手にすることに!

ここからサイドFIRE生活がスタート。今は配当再投資を繰り返し、サブで10万ほどの副業で事業所得を得ながら、まったり生活をしています。

2023年11月12日